2015年11月27日金曜日

イタリアはゆっくりがお好き

イタリアは全てゆっくりです。

人のしゃべり方もゆっくりだし(ベネチアでは特に)、

ビザの手続きもゆっくりだし、

運河の流れもゆっくりだし、

水上バスもゆっくり、

ゴンドラもゆーーーーーーーーーーっくり流れています。

なんでもゆっくりなのです。

そしてこの流れに逆らうととてもひどいことにあいます。

イタリア人をせかしたり、イライラしたり、焦ったりするとドツボにはまります。

私は一度イタリアのビザの手続きでイライラと不安になりすぎて死にかけたことがあります。

正式な労働ビザがおりるまで2年間待ちました。

ビザを申請しに行くのにQuesturaという警察署に行かなければいけないのですが、4時間待ちなんて普通です。しかも朝早く7時くらいから列にならんで待つのです。

我慢、我慢、我慢の連続。

美しいイタリアに住めて羨ましいなんていや、あなたイタリアで我慢できますか?

イタリアに住み始めて4年目。

今思うのは、まぁしゃーない~。それでもま、いっかー。って思える日本人がイタリアで続く!

いちいち正直にまじめに色々根掘り葉掘り追及してイタリアを自分のペースに追い込むと逆にイタリアに飲み込まれます。

1時間待たされるのだったら、待つ番号だけとって外に出て友達とaperitivo(食前酒)を飲みにいって帰ってきたら手続き出来てたーくらいの呑気さとFurba(ずるがしこい)さでイタリアを楽しむのが一番いいと思います。



何があっても楽しむと決めたらイタリアでは勝ちです。



だって人生を楽しむのがイタリアのスピリットなんですから。

友達を大切にしたり、一杯友達と飲みに行ったり、小旅行したり、海で泳ぎに行ったり、料理を作ったりそんなことを心をから楽しむイタリア人。

ちょっと色々のろいかもしれませんが、それでも好きならしょーがないからあわせるしかないのです。

変えようと思ってはいけません。流れにそってその場その場の雰囲気を楽しむのがイタリア風。

イタリアに留学したい人や、移住したい人は何があっても楽しむ覚悟をして下さい。
手続きで1年待たされようが、警察署で5時間待たされようが、そんなもんだーと


いちいち怒らないことが大事です!


*もちろんちょっとつつく必要がある場合はもちろんつつく必要があります。でも喧嘩をしないでイタリア人をうまくほめてうまく働くように動かせてください。

ベネチアでは英語で授業もあります!(カフォスカリ大学)一度ご見学を!

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