2016年7月30日土曜日

今回のパリとロンドン周遊の失敗点と反省点( ノД`)





ただいまー!昨日ベネチアに帰ってきました。

いやーーーー疲れた。もう家でばたんきゅーでまだ動けません。2016年の7月20日の早朝に出発して29日の朝に帰ってきたんだから9泊10日の旅ですから久しぶりにこんなに長く旅をしました。

今回の旅はとっても楽しかったし、事故や事件にも巻き込まれず大成功だったと思います。この1年間あまり旅はせず、主にベネチアにいたし、遠出しても近場のパドバやトレビーゾ、イエゾロとかしか行ってなかったので久しぶりの旅行で胸が躍りました。

しかし!



やっぱり反省点は多々あります!失敗もしました。
今回はちょっと改善点をまとめたいと思います。

1 ユーロスターの予約しなくて当日で買ったらむっちゃ高かった!!!


主にロンドンで楽しんでいたのでロンドンだけにしたらよかったのに。でもパリにも行きたかったーーーー!!!!ロンドンとパリどっちがいいかなんて決められなかったー!で、ユーロスターでパリからロンドンまで行けばいいじゃん!って思って当日チケットかったらなんと片道だけで200ユーロしました。なぬ!!!!前もって予約すれば40ユーロくらいなんですって。これはかなりの不覚。予約はかならず必要ですね( ノД`)シクシク…



2 旅行する時は1か所にしぼってそこでのんびりすごせ!

旅って疲れるんです。スーツケースはあるし、おみやげも買ったらかさばるし、それで階段はあるし、エレベーターない時もあるし、荷物は重いから移動はなるだけ減らしましょう。
今回ベネチアからパリ、パリからロンドンと移動してかなり疲れたので、本音

「ロンドンだけでよくねぇ?」

と思いました。移動が体力を消耗させるし、お金も消耗します。



これって意外なんですけど、どんだけ楽しみにしてても実際に旅をしてみてると体力は消耗されていて、やりたいと思っていたことの半分しかできないと思ってください。

JTBとか団体の弾丸ツアー(ミラノ、ベネチア、フィレンチェ、ピサ、ローマ)は私から言わせると疲れるだけちゃう?って思うし、お気に入りの1つの街でのんびり滞在して、時間も気にせずに気に入ったカフェでコーヒー1杯楽しむだけで楽しいと思うのです。
ロンドンの美術館は無料で入れ、2、3時間あっという間に過ぎて、ゆっくりできるので、ばたばたあの街もいきたい、この街も行きたいと予定を入れないほうがいいと思います。

3 もうちょっと短く5泊6日とかでもよかったかも(^▽^)/

しばらく旅をしてなかったので、長く行きたかったのです(避暑の意味も含め)
でも、旅行は長くいけばいくほどいいものではなく、質だと思うのです。どんなにいいところでもだらだら目的なくいたら何をしたらいいのか分からなくなります。今回ロンドンは涼しかったのでよかったですが、もしやりたいことがはっきりしていない目的地への旅行は5泊程度でいいと思います。その方がぱっとイケてぱっと帰れて印象もよくなると思います。

旅はいればいるだけお金もいりますからね。


今回旅をしてよかったところは昔の自分に出会えたことです。実はイギリスは16歳の時に初めて海外留学した場所なのです。当時行った大英博物館も行けましたし、オペラ座の怪人のショーも格安で見ることができました。(3200円くらいで見れました)

16歳の頃初めて飛行機から見たビッグベンとも再会することが出来ました。



16歳の頃留学していたブライトンで出来た友達とも再会出来ました↑

あの頃海外に絶対住もうって決めたんだなと思うと、15年たった今本当に海外に住んでいる自分と16歳の頃海外に対して夢を抱いていた自分とが再会できて、自分をまた再理解できてよい旅となりました。




旅が人生を変えることはあるんですね。

あの時イギリスに留学して色々な刺激をロンドンからもらって、今の自分につながっていると思うとぞくぞくっとしました。

やっぱり行ってよかったです。パリとロンドン。

また今度いつ行くかなー。3年後とかでしょうか((´∀`*))


2016年7月19日火曜日

「イタリアの宝石」モニカ・ベルッチと一緒に仕事しちゃった!




あの「イタリアの宝石」と呼ばれているモニカ・ベルッチに出会える日がくるとか・・・。今年の夏は何かおかしい。


この人イタリア語もフランス語もしゃべれる。フランス語をしゃべるモニカベルッチがセクシーすぎる(汗)↑

モーツアルト・イン・ザ・ジャングルというアメリカのドラマでモニカベルッチがオペラ歌手の役をサンマルコ広場でシーンを撮影することになりました。

もちろん私はエキストラで彼女の歌を聞く一人にすぎない観客ですよ( ´艸`)

なんと撮影時間は夜の7時半から朝の5時半・・・。

4日間続けて働いた友達もいましたが、私は1日でもうダウン。

やっぱり夜中の撮影はきつい。女優さんは簡単に見えて実はとっても体力勝負でしんどい仕事です。

何回も何回も撮り直し、撮り直し、撮り直し・・・。

何回取り直すねーーーん!

とつっこみたくなるテレビの制作のプロセス。

そして撮りあった後は必ず何かを待つあの時間。

イライラする人はイライラすると思います。だからテレビの制作に携わる方は本を持っていくのをおすすめします。

他人の為に待つ時間が多いですから、そのうちに私はちゃっかりイタリア語の文法の表をもってイタリア語の勉強をしていました。

隣のエキストラに

「ねぇ、未来形だったらdiroになるんだったけ、それともdireroになるんだったけ?」

と隣のイタリア人をイタリア語の家庭教師に仕上げていました。

じーーーーっと何もせずに待つって私はできない・・・。苦しすぎる。

それにしてもモニカ・ベルッチは若かった。37歳くらいかなって思ったら、実際50歳以上らしく・・・ありえない美しさ。

何を食べているのかな。

今回モニカベルッチに会えてファンになってしまいましたが、元々はモニカビッティ(Monica Vitti)という女優さんが好きです。


モニカビッティと初めて出会った映画はNoi donne siamo fatte cosiという映画です。イタリア語の勉強をするために初めて買ったイタリア語のDVDでした。↓


モニカベルッチもモニカビッティもフランス語とイタリア語両方しゃべれるそうです。素敵( ´艸`)

他にはカトリーヌ・ドゥヌーブ(Catherine Deneuve)も大好きです。
カトリーヌドヌーブといえばこの有名な映画、シェルブールの雨傘!!!!これで一気にファンになりました( ´艸`)ファッションもありえなくかわいい↓

後、注目していた女優さんはカトリーヌスパーク(Catherine Spaak)という女優さんです。







↑初めてカトリーヌスパークを知ることになった映画はこのちょっとB級のプチHな映画でした。でも決してヌードにはならないチラリズムです。

気に入った方は映画fullバージョンを見つけましたのでどうぞ( ´艸`)タイトル「女性上位時代」↓


好みの女優さんはいますか?今見てもとっても美人で私の好みです。
イタリア語勉強する時は彼女たちの映画を見て勉強していました。

言語学習はやっぱり映画から入るのが一番いいと思います( ´艸`)

今年の夏は映画の撮影の仕事のお陰で色々な俳優さん、女優さんに出会えました。

いつもはスクリーンで見てた女優さんが 「あっいる!」って感じで自分の目の前にいたらびっくりしますね。

何が起こるか分からんなー。イタリアは。






2016年7月13日水曜日

ベネチアで泳ぐならやっぱりイエゾロ?





暑中お見舞い申し上げます。

あつーーーい!

じんじん暑さがイタリアにもやってきました。歩くだけで汗がたらたら流れてきます。

只今28度や29度という感じです。

こんなに暑かったらもう海にいくしかないっていうことで、海に行ってきました。


ベネチアにはいくつかのビーチがあって、今まではよくリドに泳ぎに行っていました。

しかし、昨日ついにイエゾロ(Jesolo)という違うビーチで泳いできました!(今年初泳ぎ!(^▽^)/)

感想はJesoloの方がいいかも( ̄▽ ̄)

なぜっていうと水も明らかにきれいだし、人も少ない気がしました。

落ち着けるのはイエゾロかなって思います。イエゾロは少し遠いので気軽に行けるのはリドビーチかもしれませんが。

たまには遠出してイエゾロで泳ぐのもいいですね。

なんとイエゾロはビーチの近くのメインロードが歩行者天国になっていました。

ちょっとアメリカっぽい雰囲気で、モニカビーチとかを思い出させる感じです。

けっこう夜までレストランやお店が開いていてイタリアにしては夜遅くまで営業しているなぁと感心しました。

けっこう世界中から泳ぎにくるらしく、英語をしゃべる観光客もちらほら見かけました。

海で泳ぐとやっぱり涼しい。水につかるだけでこんだけ涼めるんですね。

家でじっとしてるより、外でアクティブに泳ぎに行くのも能動的に夏をエンジョイしている感じがします。

イエゾロにはアクアランディアというプールのテーマパークみたいなものもあるらしい。友達は彼氏と行ったらしくすっごい楽しかったと言ってました。



行ってみたいなぁ。 

チョット気になりますね( ´艸`)

さて、あと1か月半くらいこの暑さなんとかしのげるか・・・(^▽^)/




2016年7月7日木曜日

大女優クラウディア・カーディナーレと映画共演しておしっこちびる(^▽^)/



あの大女優とついに会えたーーーー!

実際に女優と触れ合って映画撮影できたのは初めてで背中がぞくぞくしました。

クラウディア・カーディナーレという大女優はご存知ですか?

アランドロンとフランス語で共演したことがあるとってもセクシーな女優です。

アランドロンとの名共演をご覧ください↓


フランス語でしゃべってて可愛いーーーーーーーー!

ますますフランス語がますます習いたくなる!

なんとそんなクラウディア・カーディナーレと共演できることになりました!



おんなじシーンで!!!!こんなチャンスってくるんだね。日本人の観光客が必要だったみたいで、サンマルコ広場で撮影をして倒れたおばあちゃんを気遣い救急車を呼ぶように呼び掛けるシーンだったんですけど、英語でお願いしますって言われて、

Omg, somebody calls an ambulance!!! Are you ok, are you ok, does somewhere hurt maddam?
OMG OMG OMG! What shoula I do? Somebody call an ambulance, do something!

と叫びまくってました(笑)



映画はNietne di serioという映画でコメディーちっくなテイストではないかなと思います。

何しろイタリア語での撮影なんで、イタリアで収まる感じの映画だとは思いますが、とってもいい刺激になりました。12時間にも及ぶ炎天下での撮影だったので、肌も真っ赤になったし、とっても疲れたけど、こんないい経験させてもらってうれしかった。

仕事を通じてこんな素敵な女優さんにも会えたし、他の共演者ともベネチアに住んでるけど今まで会ったことのない人たちとも会えてとっても楽しい1日となりました。


イタリア人と結婚してベネチアに住んでいるアメリカ人に出会い、久しぶりに英語ではなせてうれしかったし(やっぱり英語で話す方が慣れてる)、ベネチアに住んでるゆうこさんという女性とも出会いました(同じ名前!)

こんな出会いも縁ですね。クラウディア・カーディナーレともこの仕事がなかったら出会わなかったし、仕事の縁って大切だなって思います。


こんな素敵な出会いに感謝!そして仕事のオファーが来たことにも感謝です!映画の名前はNiente di serio(^▽^)/完成して見れる日が楽しみです。




2016年7月1日金曜日

アメリカのドラマ「モーツアルト・イン・ザ・ジャングル」 の撮影1日目が終わりました!


↑一緒に撮影した友達と一緒にパチリ(^▽^)/

今日、アメリカのテレビシリーズMozart In The Jungleっていう番組の撮影に行きました。

急に朝電話がかかってきて、「今日空いてたら来てくれる?」みたいな超カジュアルな電話(さすがイタリア)で2時間で支度して、ベネチアに向かい撮影所のCa Zenobioってところに行きました。

本当にこういう仕事っていきなり仕事が入ってきても柔軟に合わせられる人しかできないなって思う。いつ仕事の電話がかかってくるかもわからないので、電話の充電が切れないように最近気を付けています。

今ベネチアは映画とかテレビの撮影でいっぱい撮影軍団が集まっています。Grande scuola di San Roccoも撮影で立ち入り禁止になっていました。観光客も多いのに大変だなー。

今回は初めて仕事中に俳優さんとお仕事しました。今日会った俳優はメキシコ出身のGael García Bernalという俳優さんでした。最初この方が主人公とは知らなくて、

「なんか見たことがある俳優さんだなー。。。でも重要な配置の俳優さんなんだろうか。」

って思ってました。小柄であまりせりふがなかったシーンだったのであまりどんな人かも分からず・・・あとでYoutubeで調べたらすごいイキイキ演技してる。すごーい。やっぱいい役者なんでしょうね。こんなに表現力があるなんて。





下はテレビのイメージです。彼は指揮者の様ですね。




それにしてもテレビや映画は一杯お金がかかる産業だなーって思います。

あのね、本当にね、1秒しか映らない通行人にもすごいお金かかってるんですよ。えーーーーーーーーそのどうでもいい人が?っていうのはたまたま通りがかった通行人ではなく、番組制作側がちゃんと合法的にお金を支払って作っているエキストラの通行人なのです。

だからテレビや映画の世界はたったの30秒でも100万はかかってるっていいますね。

本当なんだなって今日思いました。彼らはそこらへんのすれ違うさりげない女の子にまで給料を与えて映像を作っています。お金がかかった超真剣勝負なエンターテイメントなんですね。テレビって。

ひえーーーってほどお金がかかっているんですね。

主演になる女優さんや俳優さんはやっぱり普通の人ではいけないなって思いました。全世界の人に見てもらうべきある人であるべきだし、やはり意味がない人では選ばれないと思う。主演に選ばれること自体やっぱりすごい奇跡で運命だし、選ばれた人なんだと思うんです。

俳優になることでメッセージを送れたり、経済を動かせたり、世に多大な影響力を持つ人物になり得るってすごい可能性を秘めた仕事だなって思います。

そこまでトップまでいけるレベルの俳優たちは並大抵ではない努力をしていると思います。例えばジャッキーチェーンとか↓




この人映画の為に何回も死にかけてますよ。そこまでエンターテイメントに貢献してるのを初めて知って尊敬の念を抱きました。

うっちゃんなんちゃんのうっちーはジャッキーチェーンの真似をしてこんなことまでしてます。笑いたい人はどうぞ↓



話は脱線しましたが、今回アメリカのドラマを手伝わせてもらって、テレビを作る側の気持ちや工程も分かったし、とてもいい経験になりました。

実際やってみて実社会の体験をリアルにするって世の中の仕組みをよく分かるきっかけにもなるし、本を読んだ時にも知識ではなく経験として理解できるのでとてもいいことだなーと思います。

アメリカでは労働ビザがなく学生ビザでいたから、話はあったけど映画の仕事に携われなかったりして残念だったけど、ベネチアではイタリアの労働ビザが役に立ち念願のテレビの仕事につけました。

「モーツアルト・イン・ザ・ジャングル」見てね(^▽^)/