↑一緒に撮影した友達と一緒にパチリ(^▽^)/
今日、アメリカのテレビシリーズMozart In The Jungleっていう番組の撮影に行きました。
急に朝電話がかかってきて、「今日空いてたら来てくれる?」みたいな超カジュアルな電話(さすがイタリア)で2時間で支度して、ベネチアに向かい撮影所のCa Zenobioってところに行きました。
本当にこういう仕事っていきなり仕事が入ってきても柔軟に合わせられる人しかできないなって思う。いつ仕事の電話がかかってくるかもわからないので、電話の充電が切れないように最近気を付けています。
今ベネチアは映画とかテレビの撮影でいっぱい撮影軍団が集まっています。Grande scuola di San Roccoも撮影で立ち入り禁止になっていました。観光客も多いのに大変だなー。
今回は初めて仕事中に俳優さんとお仕事しました。今日会った俳優はメキシコ出身のGael García Bernalという俳優さんでした。最初この方が主人公とは知らなくて、
「なんか見たことがある俳優さんだなー。。。でも重要な配置の俳優さんなんだろうか。」
って思ってました。小柄であまりせりふがなかったシーンだったのであまりどんな人かも分からず・・・あとでYoutubeで調べたらすごいイキイキ演技してる。すごーい。やっぱいい役者なんでしょうね。こんなに表現力があるなんて。
下はテレビのイメージです。彼は指揮者の様ですね。
それにしてもテレビや映画は一杯お金がかかる産業だなーって思います。
あのね、本当にね、1秒しか映らない通行人にもすごいお金かかってるんですよ。えーーーーーーーーそのどうでもいい人が?っていうのはたまたま通りがかった通行人ではなく、番組制作側がちゃんと合法的にお金を支払って作っているエキストラの通行人なのです。
だからテレビや映画の世界はたったの30秒でも100万はかかってるっていいますね。
本当なんだなって今日思いました。彼らはそこらへんのすれ違うさりげない女の子にまで給料を与えて映像を作っています。お金がかかった超真剣勝負なエンターテイメントなんですね。テレビって。
ひえーーーってほどお金がかかっているんですね。
主演になる女優さんや俳優さんはやっぱり普通の人ではいけないなって思いました。全世界の人に見てもらうべきある人であるべきだし、やはり意味がない人では選ばれないと思う。主演に選ばれること自体やっぱりすごい奇跡で運命だし、選ばれた人なんだと思うんです。
俳優になることでメッセージを送れたり、経済を動かせたり、世に多大な影響力を持つ人物になり得るってすごい可能性を秘めた仕事だなって思います。
そこまでトップまでいけるレベルの俳優たちは並大抵ではない努力をしていると思います。例えばジャッキーチェーンとか↓
この人映画の為に何回も死にかけてますよ。そこまでエンターテイメントに貢献してるのを初めて知って尊敬の念を抱きました。
うっちゃんなんちゃんのうっちーはジャッキーチェーンの真似をしてこんなことまでしてます。笑いたい人はどうぞ↓
話は脱線しましたが、今回アメリカのドラマを手伝わせてもらって、テレビを作る側の気持ちや工程も分かったし、とてもいい経験になりました。
実際やってみて実社会の体験をリアルにするって世の中の仕組みをよく分かるきっかけにもなるし、本を読んだ時にも知識ではなく経験として理解できるのでとてもいいことだなーと思います。
アメリカでは労働ビザがなく学生ビザでいたから、話はあったけど映画の仕事に携われなかったりして残念だったけど、ベネチアではイタリアの労働ビザが役に立ち念願のテレビの仕事につけました。
「モーツアルト・イン・ザ・ジャングル」見てね(^▽^)/
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