もはや旅行することが仕事になってしまった私。16歳のときからイギリスに留学してからもはや私の放浪は止まらない。きまぐれな旅の神様の運命の風にふかれるまま止まらない旅の波ををいつかちゃんと綴らないといけないと思い、こうしてブログに収めていくことに決めました。できるだけ分かりやすく写真を載せながらおかしく楽しく記していきますので、きまぐれに訪ねてきて下さい。
2017年10月5日木曜日
バッキンガム宮殿の中に入ってきました!
↑この旗が出ていたらエリザベス女王がバッキンガム宮殿の中にいるという事です。
バッキンガム宮殿は夏の間だけ女王がスコットランドに避暑に行っている間に公開される。
10月1日までの公開だったので来年の夏まで待てない!と思ったのでついに行ってきました。
この公開の目的は💰お金でした💰
1992年にウィンザー城が火事になった際に、修理に沢山お金がかかるのでバッキンガム宮殿を公開したら一般市民からお金が入るではないか!と思いついたのがこの公開のきっかけだったそうです。
もう今年で終わる今年で公開は終わりですよーといいつつ、今のところ公開が打ち切られることはない。
よっぽどもうかってるんだな!
ということで値段もちょっとお高め。
大人で23ポンドします。
日本円で3450円だからけっこうするよね!?
写真撮影は一切禁止されていました。
でも、今回の感想を一言でいうと・・・絶対行ってよかった!後悔はしてない!
女王様の視点で物事を見れるようになるなんて素晴らしい経験です。
一般市民の気持ちは分かってもやっぱりなかなか女王の気持ちは自分で体験してみないと分からない。
分かったことは女王はやっぱりかなり恵まれた人だということ。
生まれた時から全て揃っている。
だから何もないところから這い上がってきた人の方がよっぽど才能があってすごい人なんじゃないかなぁと思う。
女王みたいに社会的地位が高く恵まれている育ちだったらどのように謙虚な心を育てていくんだろう。人を見下したりしないんだろうか。
バッキンガム宮殿から出てきたときにバスの運転手さんを見かけて、こういった労働階級の人の気持ちなんて知らないんだろなぁ。
女王は女王で大変な仕事だと思うけど、あの大きな宮殿の中に守られて住んでいたら本当に世界なんて知れないんだろうなぁ。(人々がどんな暮らしをしているかなど)
中はディズニーの世界みたいに夢のあるキラキラしたお部屋ばっかりだったけど、女王様にもできないことは沢山あっただろうなって想像することができました。
例えば・・・
マクドナルドのビックマックを街中でほおばるとか
好きなアーティストのライブに行くとか
新商品のドーナツを買いに列に並ぶとか
ディズニーランドに行くとか
パブで気兼ねなくフィッシュアンドチップスをほおばるとか
こういう私たちがやっている楽しみは彼女には味わえないんだろうな。
その反対に夏は優雅にスコットランドに避暑ができたりはするけど
バッキンガム宮殿の中を見て改めて女王の立場や気持ちが少しだけ分かった気がしました。
あと元ダイアナ妃の遺品なども置いてあって、ウィリアム王子とハリー王子の写真などが置いてあったのを見た時涙がぐっと出てきそうになりました。
今年は彼女が1997年の8月31日に亡くなってから20年経ちました。ついこないだが元ダイアナ妃の命日。
彼女はきっと子供を2人も置いていって悲しいに違いない。
ウィリアム王子とハリー王子も悲しんだだろうけど、彼女も悲しいに決まってる。
そんな感情がとうとうと彼女の遺品から感じ取られました。
王族である前に彼らはまず人間であることを思い出しました。
バッキンガム宮殿から出てきてもしばらく不思議な感覚にとらわれました。
でも、社会的勉強にもなったし、もっとイギリスが身近に感じられた。
今のイギリスの王室は「人から親しまれる王族」を目指しているそうです。
なるほど、だからこのバッキンガム宮殿の公開は大正解だなと思いました。
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