2012年3月15日はSalon Mondial du Tourisme en Paris (日本の東京でやった旅博と同じ)の初日!気合入ってキャロリンと私は8時入りです。ホステルでもらったフランスパンをかじりながら、パリの
地下鉄に乗り込んで仕事場のベルサイユにいざ出陣!
フランス語でフランス人と交流。4年前にパリの語学学校で学んだフランス語を駆使して一生懸命コミュニケーションしました。フランス人ってフランス語が上手でなくても一生懸命しゃべろうとする外国人には優しいもの。
Excusez-moi Je ne parle pas très bien le français, mais j'essaie de parler le français d'aujourd'hui.
「すみません、あんまりフランス語うまく話せないんですけど、今日はがんばって話しますね。」
なんて低姿勢でフランス人のプライドをくすぐったらこっちのもんです。
Ne vous inquiétez pas! Vous parlez très bien français!
「何言っているの?あなたとってもフランス語上手よ。」
ってお世辞を言ってくれます。
そしたら、どこから来たの?とか今どこに住んでいるの?と次の会話が進むので楽です。意外とパリに住むフランス人は外国人にフレンドリーで、日本の文化はフランス人には結構人気です。
調子にのって広島の事とか、原子爆弾のことまで話してしまいました。しかも熱く。(フランスは核保有国なのにね)
とにかく、フランス2日目は本気出しすぎてエネルギーを使い果たしてしまった私は、明日からちょっと80%くらいでやろうと思ったのでした。とりあえず2日目は寝る。
さて、3月16日はB to Bの続きです。この日は学校の一環で来ているという生徒さんも多かったです。仕事を探している生徒もいて、お仕事下さいと涙目で言われましたが、とりあえず自分の社長のメールを渡しました(笑)
途中モロッコから来ている社長に話しかけられて、
モロッコの社長「君日本人?今どこに住んでいるの?」
私「ベニスです。イタリアの会社で働いています。Hostelsclub.comっていうイタリアの会社で働いています。」
モロッコの社長「君、何カ国話すの?うちの会社こない?マラクシュだけど。」
私「え、まじですか?」
モロッコの社長「日本人はまだ雇ったことがないし、日本のマーケットに超興味あるんだよね。」
私「え、ちょっと真剣に考えさせてもらっていいですか?」
モロッコの社長「そして僕と結婚して、子供にアラビア語と日本語を教えてくれたまえ。」
って55歳くらいのおっさんやん。
アラビア語教えてって・・・。あんたが教えなさいや。
3月18日は私の誕生日兼仕事最終日。この日は本間テイションもあげあげで仕事最終日って事もあり、うきうきで仕事する気がはっきりいって全くない私。最後はB to Cの日なので、お客さんにアンケート書いてもらったり、抽選でベネチアのマスクあげたりして、フランス人と温かい交流でちょっとほんわかモード。マスク一つでそんなに喜んでくれるんやったら来た甲斐があったわさー。
そんな感じでパリの出張は終わり。色んな人と出会って、色んな人と笑って楽しかったなー。自分の誕生日にパリに戻ってこれたのも感謝感謝。
みんな知らないフランス人も
Bon anniversaire!(お誕生日おめでとう!)
と言ってくれました。
そういえばモロッコの社長のプロポーズどうなったんだろう。
一晩モロッコのお姫様になる夢を見た私でした。
次回に続く。
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