2015年5月31日日曜日

父が亡くなったあと私を元気つづけた1曲の歌




私が14歳の時に若くして父を亡くした時、落ち込んでいました。

父はがんだったので亡くなるのはわかっていました。

でもやはり最後のお別れ=父の死はやはり14歳の時の自分では受け止めきれないというかどう受け取ったらいいか分からない経験でした。

どうして私の父はそんなに早くに亡くなってしまうのか。

私はまだ14歳なのに。

そんな時に私を励ましたのはマライアキャリーの

Can't Take That Awayという歌です。



日本名は「私からそれを奪うことはできない」

私にとってThat(それ)は夢でした。

父は亡くなってしまったけれど私には夢がある。

海外に行くという夢がありました。

14歳の私にとって海外とは希望の未来でした。

海外に行けるからがんばろうと英語の勉強にも励みました。

父を亡くしたと同時に私は世界で活躍するグローバルな女性になることを夢みたのです。



それからどんなことが起ころうと負けない。

いじめにあおうが、彼氏にふられようが、失業しようが私は負けないと決めたのです。

雨が降ればかならず虹が現れるとこの曲を聴きながら信じていました。

私はこの曲を聴いて強くなろうと決めたんだろうと思います。

破産したなら、復活する。失敗したなら修正する。病気になったなら治すとこの曲は失敗しても復活するパワーをくれました。

マライアキャリーのテーマでもあるこの曲は14歳の時の自分をも救ってくれたので30歳の今になっていても聞いています。



マライアは歌う前にこうコメントしています。

「この歌は私が人生で辛かった時に書いたんだけど。中学とか高校の時、仲間はずれされたり、自分以外の回りがみんな結婚していったりしたらもう最悪って思うときあるよね、でも自分の中に未来を信じる信念と心の中に平和があれば、誰もあなたをいじめたり、落ち込ませたりすることはできないわ。」

と言っています。


そして今私はこの曲をイタリアのベネチアで聞いています。

ベネチアで不思議な縁に導かれ今いろいろな体験をさせてもらっていること。

Hostelsclub.comと出会えたこと。

私にとってベネチアとはただの観光地ではなく、今までしてきたことが仕事を与えられることで能力を発揮できるステージとなりました。


私はこの土地でできる限りの努力をして最高の自分になれるように生きていきたいです。

14歳で父を亡くすという大きな損失も経験しましたが、必ず人生はそれを上回るいいことも起きると思うのです。

だから、希望を失わないこと。

夢を失わないこと。

これが私の人生のテーマとなりました。

そしてこれからもずっとこのテーマであり続けると思います。

辛いことがあってもいつかは乗り越えられる。いつかはいいことがまた起きると信じてまだ生きております。

そしてベネチアでの生活をサポートして頂いているHostelsclub.comには深く感謝したいと思っています。

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