初めてイタリアの地を踏んだのは2009年6月、ポルトベネレというトスカーナ州にある街でした。イタリアは以前から行ってみたい国でした。カルボナーラスパゲティー、ピザ、ジェラートは行く前から大好きだったし、イタリアという不思議な魅力にあふれた国に日本にいる頃からすでに恋をしていたのです。
「イタリアに行ってみたいなぁ。絶対行きたい。でも友達も知り合いもいないしなぁ。」
イタリアってけっこう知り合いがいないと厳しいし、アメリカでイタリア人に出会うことは実はきわめて珍しいことでした。だからイタリアへ行くきっかけがなく、興味はありつつもイタリア行きは後回しな存在になっていたのです。
そんな私にアメリカの大学の授業の一環でイタリアに行ける授業をたまたま見つけ、初めてイタリアに行くことになったのです。授業の名前は「ヨーロッパ学への招待」。イタリアの政治や、ヨーロッパ人とアメリカ人はどう違うかなどを話し合う授業でした。
ローマからジェノバ空港にトランスファーし、バスでジェノバから走ること約2時間、穴場的なリゾート地ポルトベネレに到着したのでした。
初めてポルトベネレの色違いの家を見た時、時が止まりました。
「今この瞬間だけ、この風景以外はどうでもいい。」
一ヶ月という期間限定の中でイタリア語に触れ、地元のイタリア人の子と仲良くなり、だんだんイタリアに触れていく私。イタリアという雰囲気に飲まれ、私はすでにこの国のとりこになっていました。
「なんだろう、他の国にはないこの濃厚な雰囲気は。」
おじいちゃんがバーのカウンターでウイスキーを飲んでいるだけで、とてつもなく絵になってしまう。人の雰囲気、言葉、態度がまるで映画からそのまま出てきたかのようにさまになっている。犬までなんかかっこいい。
2009年にこのイタリア体験をしてから、私はすっかりイタリアに恋をしてしまい、それ以来毎年イタリアを訪れることになったのです。
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To be continued.
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