2012年7月2日月曜日

隣町までタンゴのパーティーに行ってきました★

2012年6月23日Ca Zanardiでタンゴの練習が終わった時にベネチア人のおじさんジョーイが
「今度の土曜日大きなタンゴのパーティーがあるから来るかい?」
と誘ってくれました。

「もちろん!行きたいです!」

早速私も友達を誘ってダンス仲間のオーストリア人のアニャといつもお世話になっている日本人のお友達涼子ちゃんとそのイタリア人の彼氏のマルコが一緒に来てくれました。

最初7時にPietaっていうVaporetto ステーション待ち合わせって言われていたのですが、ジョーイは見あたらず・・・

「もしかして私達ちょっと遅かったかしら・・・。」

と30分くらい待ちぼうけ。

でも電話がなんとか繋がり、イタリア語で

「とりあえずPunta Sabbioniっていう駅でおりてくれ!そしたら迎えに行くから!」
といわれました。

実はPietaからVaporettoは取ったことはなく、いつもより大きなVaporettoでなんか遠足気分でした。
思ったより遠くて45分くらいかかって気がします。駅に降りると、ジョーイとタンゴの先生夫婦が待っていてくれました。

「もうゆうこ遅いんだから~!」
「ごめんなさ~い!」
「はは~じゃぁ僕の車で乗ってパーティー会場まで行こう!」
と案内してくれました。

上の写真がオーストリア人のアニャちゃんです。金髪でいつもポニーテールをしています。彼女とはダンスコンテンポラリーの授業で出会いました。オーストリア出身だけど、イタリアに住み始めてもう7年目。オーストリアよりイタリアの方が好きだそうです。
「どうして?」
って聞くと
「オーストリアは寒い。」
と言われました。気候?で決めてるの?
EU加盟国のヨーロッパ人はどこに住んでも認められるからいいですね。人生の選択の幅が広がりますね。


会場に着くと、みんな思い思いにタンゴを踊っている。野外で踊りたい人だけが踊るって感じの自由なパーティーでした。途中にはプロのダンサーがエキシビションをしてくれて、とても感動しました。とっても華奢な体の女の人とがしっとした男の人がとても華麗に踊っていて、
「やっぱりタンゴって素敵~。」
とうっとり見とれてしまいました。


アニャちゃんと後ろはタンゴの先生夫婦。もう35年間くらい夫婦やってるそうで、とてもお互いに信頼しているのが見てても分かります。タンゴもすごい安定感があって息もぴったりです。でも先生はいつもきれいな女の人とタンゴを踊ったりするので、奥さんは妬かないのかな~なんて思ったり。きれいな女の人と踊っているからか先生は若く見えます。35歳くらい。でも実際は60歳すぎているそうな。


ちょっとのどがかわいたからみんなでビール飲んだり、tramezzino(トラメッジーノ)三角のサンドイッチを食べたりしました。大きなビールが3.5ユーロくらいでびっくりしました。ベネチアでは6ユーロくらいするのに!やっぱり隣町まで来ると物価が安い!


いつも眼鏡をうしろにかけてキャップ帽をかぶっている先生。私はひそかにハリーポッターのヴォルデモートに似ているなぁと思っていますが、本人には口がさけても言えません。タンゴ歴は10年くらいだそうで、なんでタンゴを始めた?って聞いたら音楽が好きだからと言ってました。他のダンスはあえて別にしてないんだそうです。タンゴ一筋!

こんな風にうちらのグループLibertango Veneziaにも椅子が用意されていました。途中で抽選会なんかもやっていて女の先生のFrancescaはタンゴの本が当たって喜んでいました。

こんな風にイタリア人はタンゴを踊り明かすのか・・・。
素敵★
月の光の下でタンゴを踊れた幸せな土曜日でした。
今度またJesoloという隣町でもタンゴパーティーがあるみたいで、また連れてっていってくれるみたいです★


上は先生と綺麗な女の人が踊っている様子。やっぱり私は先生と踊っている時が一番安心するし、すごい気持ちよくリードしてくれるので、先生と踊れている時が至福の時間です。こないだはYo yo maのLibertangoで一緒に踊ってくれて幸せ度MAXでした。

タンゴ タンゴ タンゴ!
またタンゴネタでアップします~!

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