2017年10月25日水曜日

バースのローマンバス博物館は絶対に入るべし!




バースのローマンバスの博物館ってそんなに価値あるの?

15ポンドって高くね?って思っていました。

しかし!こないだ思い切って入ってきたら思いのほか感動してしまい、しばらくあふれ出てくる感動でジーンとして歩けなくなってしまうほどでした。



何が良かったかというと、日本語のオーディオガイドが付いてくるのですが(これは値段に含まれています)2000年以上のローマ時代からの歴史が深く理解でき、大浴場で説明を聞くとまるで自分がローマ人の気持ちになりきることもできました。

歴史をひしひしと感じる。



私は2時間くらいじっくり時間をかけて巡ることをおすすめします。

なぜかって?

だってオーディオガイドの聞くポイントが多すぎるから!

歴史好きな人はたまりませんよ。



ローマ人が使っていた硬貨とか、一般人には当時公開されていなかったスリスミネルバの金の銅像の一部も見れるんですから!

ここには神殿がありましたとじかにどこに何があったのかもわかりやすく説明してくれます。

イギリスで自然にわく温泉はバースにしかありません。

しかも2000年以上も湧き続けているんです。



実際に流れている温泉の湯気を近くで感じることもできます。

(今はバクテリアなどが含まれていますから実際にお風呂に入ることはできませんが)

水の女神様のおかげでしょってことで、スリスミネルバという女神様が当時は崇められていました。



私はけっこう美術館とか博物館とか一人でのんび~り回るのが好きなんです。

なぜって友達といっても絶対ペースが合わなくてはぐれますからね。


オーディオガイドがあれば特に私は一人の世界に入ってしまいますのでやっぱり一人の方がいいかも。

バースは有料でしたけど、ロンドンには沢山の無料で入れる博物館や美術館があって最高(^▽^)/

例えばVictoria and Albert Museumも世界で人気のある美術館10位に入っていますがこれも無料だし(寄付制で払いたい方は募金箱みたいなところにお金をいれるみたいです)、大英博物館や自然博物館、ナショナルギャラリーも無料ですからね(・_・D フムフム

ロンドンのおすすめのホステルはここ!
もしロンドンに行くならぜひ利用してみてね!(*´▽`*)
5泊以上予約したらベネチアのホテルが無料になるキャンペーンは今でもやってるよ!





2017年10月5日木曜日

バッキンガム宮殿の中に入ってきました!


↑この旗が出ていたらエリザベス女王がバッキンガム宮殿の中にいるという事です。

バッキンガム宮殿は夏の間だけ女王がスコットランドに避暑に行っている間に公開される。
10月1日までの公開だったので来年の夏まで待てない!と思ったのでついに行ってきました。

この公開の目的は💰お金でした💰

1992年にウィンザー城が火事になった際に、修理に沢山お金がかかるのでバッキンガム宮殿を公開したら一般市民からお金が入るではないか!と思いついたのがこの公開のきっかけだったそうです。

もう今年で終わる今年で公開は終わりですよーといいつつ、今のところ公開が打ち切られることはない。

よっぽどもうかってるんだな!

ということで値段もちょっとお高め。

大人で23ポンドします。

日本円で3450円だからけっこうするよね!?

写真撮影は一切禁止されていました。
でも、今回の感想を一言でいうと・・・絶対行ってよかった!後悔はしてない!

女王様の視点で物事を見れるようになるなんて素晴らしい経験です。
一般市民の気持ちは分かってもやっぱりなかなか女王の気持ちは自分で体験してみないと分からない。

分かったことは女王はやっぱりかなり恵まれた人だということ。

生まれた時から全て揃っている。

だから何もないところから這い上がってきた人の方がよっぽど才能があってすごい人なんじゃないかなぁと思う。

女王みたいに社会的地位が高く恵まれている育ちだったらどのように謙虚な心を育てていくんだろう。人を見下したりしないんだろうか。

バッキンガム宮殿から出てきたときにバスの運転手さんを見かけて、こういった労働階級の人の気持ちなんて知らないんだろなぁ。

女王は女王で大変な仕事だと思うけど、あの大きな宮殿の中に守られて住んでいたら本当に世界なんて知れないんだろうなぁ。(人々がどんな暮らしをしているかなど)

中はディズニーの世界みたいに夢のあるキラキラしたお部屋ばっかりだったけど、女王様にもできないことは沢山あっただろうなって想像することができました。

例えば・・・

マクドナルドのビックマックを街中でほおばるとか
好きなアーティストのライブに行くとか
新商品のドーナツを買いに列に並ぶとか
ディズニーランドに行くとか
パブで気兼ねなくフィッシュアンドチップスをほおばるとか

こういう私たちがやっている楽しみは彼女には味わえないんだろうな。

その反対に夏は優雅にスコットランドに避暑ができたりはするけど

バッキンガム宮殿の中を見て改めて女王の立場や気持ちが少しだけ分かった気がしました。

あと元ダイアナ妃の遺品なども置いてあって、ウィリアム王子とハリー王子の写真などが置いてあったのを見た時涙がぐっと出てきそうになりました。

今年は彼女が1997年の8月31日に亡くなってから20年経ちました。ついこないだが元ダイアナ妃の命日。


彼女はきっと子供を2人も置いていって悲しいに違いない。

ウィリアム王子とハリー王子も悲しんだだろうけど、彼女も悲しいに決まってる。

そんな感情がとうとうと彼女の遺品から感じ取られました。

王族である前に彼らはまず人間であることを思い出しました。



バッキンガム宮殿から出てきてもしばらく不思議な感覚にとらわれました。

でも、社会的勉強にもなったし、もっとイギリスが身近に感じられた。

今のイギリスの王室は「人から親しまれる王族」を目指しているそうです。

なるほど、だからこのバッキンガム宮殿の公開は大正解だなと思いました。