2011年11月18日金曜日

ポルトベネレでの生活

ポルトベネレではとにかく泳いでいました。寮の近くに、海に飛び込める岩があり、そこから授業が終わると、その岩から飛び込んで泳いでいました。外国から守る砦になっていて、お城や教会も見渡せ、何時間泳いでいてもあきませんでした。
ある日、岬の周りを一周友達と一緒に競争して泳いでいました。途中友達はついてこれなくなり、ボートに乗ったイタリア人に救出されて、私の後を追ってきたのを覚えています(笑)イタリア人が友人にロープみたいなものをなげて、ボートにひきづられて来たので、私は笑ってしまいました。
ポルトベネレはチンクエテレという五つの土地という、地域の端っこにある街です。ポルトベネレの岬にあるサンピエトロ教会は世界遺産に登録されていました。
ジェラート屋さんで働いているジョバンニと仲良くなったり、友達はそのジェラート屋さんで働いている他のイタリア人に恋をしてしまい、毎日通う羽目に(とほほ)

隣町へ遠足し、ワインテイスティングを体験したり、学校のほうも考慮してくれて、いろんな経験をさせて下さいました。

一ヶ月の間にも色んな人に会えて、その中でもうれしかったのがこの教会で結婚したたった一人の日本人の方とお会いできたことです。それはバスに乗っている時に、突然地元のおばあちゃんに話しかけられたことで出会いは始まりました。

おばちゃん「ねぇ、あんた日本人?中国人?」
私「私?私は日本人です。」
おばちゃん「あのねぇ、あの教会で唯一結婚した日本人がいるんだよ。」
私「えええ!!!すごいあの教会で結婚した日本人がいるの?しかも今までで一人だけ?」
おばちゃん「そう、イタリアのお医者さんと結婚したよ。」
私「えええ、会ってみたいなぁ。今はどこにいるの?」
おばちゃん「今は彼女はミラノに住んでるわよ。あんまりポルトベネレに来ないけどなぁ。」

そうかぁと言いながら彼女にいつか会いたいと思いつつも、そんなことも忘れていた私。しかしそのまさかの彼女と出会える瞬間がひょんな時に来たのです。


To be continued!

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