こんな風に世界を放浪していると、人からよく
「もう夢を追うのはやめて日本に戻ってこい」
とよく言われます。
私は根っからのドリーマーなのです。
私の99%が夢でできています。
なぜ私はこんなにも旅をしたいのか。
どうして日本から飛び出して世界を見たいのか。
どうして超節約をしてまでパリに留学したりするのか。
どうして友達と遊ぶ時間が少なくなるほどバイトしてでも、 また海外に行く資金をつくったりするのでしょうか。
私はなぜこんなに海外にこだわるのでしょうか。
私のモチベーションってどこからくるんでしょう。
パリでフランスパンをかじったり、
ベネチアでゴンドラに乗ったり、
ニューヨークで女神の像を見たり、
ローマでコロッセウムを眺めたり、
シチリアで見たこともない青い海と遭遇したり、
ロンドンでブロードウェーショーを見たり、
ベルギーのヨーロッパ一でかい洞窟の中に入ったり、
プラハでお城を見たり、
シンガポールでマーライオンを眺めたり、
ラスベガスでギャンブルをしたり、
私は色んな場所に行ってきました。
貪欲にもこんなに旅を追い求めて、そして追及していった私。
それが出来たのは幸運の何者でもありません。
そしていろんな方がサポートして下さいました。
私は実は、もう旅は当分いいってくらい旅心は満たされました。
今度は落ち着きたいと思うようになりました。
一か所の場所で落ち着きたい。
そしてそこで家族を作りたい。
私はこれくらい旅をしないと落着けなかったんだと思います。
18歳や20歳で結婚される方もいらっしゃいますが、 私はそのころ落ち着くなんて考えられませんでした。
私は誰になんといわれようが20代のうちに世界を放浪してよかっ たと思っています。
むしろ20代だからこんな風にわがままに旅が出来たのではないか と思うのです。
なぜ旅をするか?
それは本能が駆り立てたからです。
「旅がしたい」と素直に思う気もちを抑えず、 素直にそのままさせてやっただけです。
1つの旅が終わると、 次の旅が待っているという不思議な現象が起こりました。
旅をすることで収入が入ってきて、やがて仕事になりました。
好きなことを追及すると、キャリアになるんだなと思いました。
世界を旅して、色んなことを勉強できました。
その土地の言葉。
世界の歴史。
その国の政治体制。
空港でどう対処するか。
これは体で世の中を理解するいい勉強法でした。
教科書で勉強するのではなく、実際に見て、 聞いて理解する授業のようでした。
私は今までしてきた旅をまとめると人間関係は大切だなと思ったこ とです。
私は旅ばかりしてきたので、刹那的な関係が多かったのですが、
人の縁は実はつながっていて、 誰と誰がつながっているかもわからないし、
今日会ったその人も実は10年後に再会することもあるのです。
人間関係のしがらみが大嫌いな私で、団体行動も大嫌いですが、
会う人会う人の縁を粗末にしてはいけないと気付きました。
誤解があるなら解くのも、私の責任で、
嫌なことがあっても逃げるのではなく落ち着いて話し合って解決す る事が大事なことも旅の間に分かりました。
そして旅に帰ってきたときに親のありがたみもわかりました。
こんな風に自由に旅をさせてくれたこと。
そして病になって帰ってきた私を受け入れてくれる事。
そしていつか私も親になること。
そして私はこれからどこに向かって、 どのように生きていきたいか。
いったいどんな人生にしたいのか。
そして私はどのように死にたいのか。
旅をして、色々な人生を歩む人にも出会いました。
富むもの、貧しいもの、
結婚される方、離婚された方、
中絶された方、
妊娠された方、流産された方、
赤ちゃんを産んだ方、
成功者、
病気で苦しんでる方、
私と同じような夢を持つ方、
私と全く正反対の性格を持つ方、
私と似たような過去を持つ方、
人をだまそうとする人、
盗人、
ドラッグをする人、
色々な人生を相対して俯瞰することが出来ました。
すべて旅が教えてくれました。
そして私はこの旅の終わりに感謝をしたいです。
私は旅を通じてやりたいことを全て実現してきました。
ヨーロッパでの旅が終わっても、人生の旅は終わりません。
これからまたどのように生きていくのか、 ブログに記していきたいと思います。
そしてヨーロッパでベネチアをベースにして旅をサポートして頂い たHostelsclub. comには心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。
本当にありがとうございました。
これからも世界のどこにいようがHostelsclub. comの応援を末永くさせて頂きたいと思います。
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